お茶っ葉の賞味期限や保存法を種類別に解説

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来客などの特別なときのためにとっておこうと思っていたのに、気付いたときには賞味期限が切れていたという経験はありませんか？そもそも、お茶っ葉の賞味期限は保存方法やお茶っ葉の種類によって異なります。今回は、お茶っ葉の賞味期限と保存方法についてご紹介します。

保存方法や種類によって異なるお茶っ葉の賞味期限

賞味期限とは、未開封の状態でしっかりと適切な保管をした場合に美味しく食べることのできる期限を表したものです。つまり、賞味期限を過ぎたからといって、すぐに食べられなくなってしまうというものではありません。一方で、安全に食べることのできる期限を表したものは消費期限と呼ばれています。ここでは、保存方法やお茶の種類によって少しずつ異なる賞味期限について見ていきましょう。

未開封のお茶っ葉の賞味期限

開封していないお茶っ葉の賞味期限は、半年から1年程度に設定されています。パッケージに記載されている賞味期限を参考にしましょう。未開封のお茶っ葉であれば、冷蔵庫や冷凍庫で保存することで、より風味を長持ちさせることができます。

開封済みお茶っ葉の賞味期限

一度開封してしまったお茶っ葉は空気に触れることですぐに酸化が始まり、少しずつ風味が衰えていきます。そのため、パッケージに表示された賞味期限がまだ過ぎていなかったとしても、できるだけ早く使うことが必要となってきます。少しでも風味を落とさずに長持ちさせたい場合には、しっかりと密封できる容器に入れ、温度変化や湿気、光を避けた場所で保管することが大切です。

 

万が一開封から時間がたってしまったものを飲む場合には、お茶っ葉が変色していないか、変な匂いがしないか、淹れた時の色は通常通りか、変な苦味や酸味を感じないかどうかを確認するようにしましょう。

冷凍したお茶っ葉の賞味期限

未開封のお茶であればそのまま冷凍することで、1年ほど保存することができるようになります。もしも、貰い物のお茶っ葉が多くあり、飲み切れなくて困っているという場合には、冷凍保存するのがよいでしょう。

 

お茶っ葉を冷凍保存した場合には、使用するときにゆっくりと時間をかけて常温に戻すのがポイントです。そのため、1日は冷蔵庫に入れ、さらに常温で1日置いてから封を開けるように工夫しましょう。こうすることで、急な温度変化で結露が起こり、お茶っ葉がいたむのを防ぐことができます。

賞味期限が切れたお茶っ葉の活用法

うっかりしていて賞味期限が切れてしまったお茶っ葉は、別の方法で再利用しましょう。ここでは、賞味期限が切れたばかりのお茶っ葉と、賞味期限が切れてから時間がたってしまったお茶っ葉に分けてその活用方法をご紹介します。

賞味期限が切れたばかりのお茶っ葉

賞味期限が切れてから1週間以内のお茶っ葉であればフライパンで弱火で炒ってほうじ茶にするのがおすすめです。風味が飛んでしまったお茶っぱも、炒ることでより香ばしさを増すことができます。また、魚料理や肉料理をする際の、臭み消しのためにくぐらせるお茶として使用するのもよいでしょう。

賞味期限が切れて時間がたっているお茶っ葉

賞味期限が切れてしばらく経ってしまったお茶っ葉は、口に入らないような場面で活用することができます。たとえばお茶っ葉がもつ抗菌機能を生かして、水回りをお茶っ葉で拭き取るのがよいでしょう。また、お茶っ葉には匂いを吸収する作用があるため、電子レンジや冷蔵庫、クローゼットや靴箱に入れておくだけで、消臭剤として活用することもできます。

まとめ

今回はお茶っ葉の賞味期限についてご紹介しました。賞味期限が切れてしまったものでも、さまざまな活用の仕方があります。とはいえ、せっかくのお茶っ葉を無駄にすることがないように、保管方法に気をつけながら、開封後にはできるだけ早くいただくようにしましょう。

 

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