湯呑みに取っ手がない理由とは?湯呑みの種類や素材の違いも解説
湯呑みに取っ手がない理由について
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日本茶を飲む器と言えば「湯呑み」ですよね。包み込むように持つと、身も心もホッと温まる湯呑みですが、お茶を淹れたての時は器が熱く、持つのに苦労するという人も多いでしょう。なぜ、湯呑みにはマグカップやコップなどのように取っ手が付いていないのでしょうか。今回は湯呑みに取っ手がない理由や、湯呑みの種類についてご紹介します。
目次
湯呑みに取っ手がない理由とは?
湯呑みに取っ手がない理由には「お茶の温度を感じられるから」「陶磁器の感触を楽しむことができるから」の2点が挙げられます。
お茶の温度を感じられるから
湯呑みに取っ手がないのは、お茶の温度を直に感じて適温をはかるためです。人が熱い飲み物を飲む際、飲みやすいと感じる温度は60~70度です。そして、湯呑みを持てる温度は75~80度なので、湯呑みを持った際にやや熱いと感じたら、少し冷ましてから飲むと良いでしょう。
器の感触を楽しむことができるから
湯呑みの主な素材は陶器や磁器、ガラスですが、産地やデザインによってその触り心地は様々です。湯呑みは持つ際に両手で包み込むようにするため、陶磁器の感触を楽しむことができます。お茶の味だけではなく、職人が心を込めて一つ一つ作り上げた器そのものの味わいを楽しむことができるのも湯呑みの魅力と言えます。
湯呑みの素材の種類
湯呑みに取っ手がない理由のひとつに「器の感触を楽しむことができる」ということが挙げられました。湯呑みの素材は主に「陶器」「磁器」「ガラス」の3つです。それぞれの特徴をご紹介します。
陶器
陶器は粘土を多く使った焼き物です。表面はでこぼこしており、色も原材料の土によって赤・黒・緑・白など様々です。磁器に比べて厚みがあり、中の温度が保たれやすいので、番茶やほうじ茶など熱い温度で淹れるお茶に適しています。熱衝撃にも強いので、急に熱いお湯を注いでも破損の心配はほとんどありません。ただし、ぶつけるなどの衝撃には弱く破損しやすいので取り扱いには注意しましょう。
磁器
磁器とは、陶器よりもガラス質を多く含む焼き物のこと。薄い作りで軽く、滑らかな手触りが特徴です。また、原材料の磁器土は白いため、ほとんどのものが白を基調とした色をしています。作りが薄いため、内容物の温度が伝わりやすく、低い温度で淹れる玉露や上級煎茶に向いています。
ガラス
ガラス素材の湯呑みは清涼感にあふれており、夏に水出し煎茶や冷茶を頂く際におすすめです。ガラスの湯呑みは温かいお茶を入れても映えますが、ガラスは熱に弱く、耐熱ガラスではない普通のガラスは60度以上のお湯を入れると割れてしまいます。温かいお茶をガラスの湯吞みで飲む場合は、湯呑みの素材が耐熱ガラスであるか確かめましょう。
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お茶は古くから日本人にとってなじみ深い飲み物であり、のどの渇きだけではなく、心も癒してくれます。お茶を飲む際、ゆっくりと味や香り、温度、陶磁器の感触を感じるため、湯呑みにはあえて取っ手が付けられなかったのです。これからお茶を飲む際は、ぜひ湯呑みの感触も楽しんでみてくださいね。
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