急須が欲しい。どうやって選んだら良いんだろう？

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お茶を楽しむようになると欲しくなるのが急須でしょう。湯のみは家にあったとしても、急須は買わないと持っていない方がほとんどです。そして急須にはたくさんの種類があるので、「何を買ったら良いのか分からない」と悩む方は多いです。この記事では急須を選ぶポイントを詳しく解説します。ぜひ購入するときの参考にして下さいね。

急須にはたくさんの種類がある

急須と聞くと定番の形を思い浮かべる方が多いでしょう。ですが急須にはたくさんの種類があり、素材や形など多種多様です。そのため、初めてだと「どの急須を選べば良いのか分からない」と困ってしまうことでしょう。急須を選ぶときは「容量」と「使いやすさ」が重要です。そして自分ならではの+αのポイントがあれば、より一層愛着の湧く急須に出会えます。

急須の選び方3選

ここでは具体的に急須を選ぶときのポイントについて解説します。

サイズ

大きさはとても重要なポイントです。なぜなら1人で飲むのか大人数で飲むのかで容量が変わってくるからです。一般的な急須だと300ml前後が多いので、2～3人で楽しむのに向いています。1人楽しむならそれより少ない容量を選び、大人数であれば500ml前後の大きさを選べば、長い時間お茶を楽しむことができます。素材

素材も多種多様で、使い勝手やお茶の出方などさまざまな違いがあります。

陶器

常滑焼や萬古焼といった土粘土で作られたものが陶器素材です。急須の素材として人気が高く、1番メジャーといっても過言ではありません。ザラりとした触感が特徴で、お茶の味をまろやかにしてくれます。汚れが溜まりやすいデメリットはありますが、長く使えるので初めて持つ急須としてベターな素材でしょう。

磁器

こちらも急須の素材として人気が高く、有田焼や九谷焼が有名です。粒子が細かい石粉で作られるので手触りがつるりとした特徴があります。お茶の香りや味を邪魔しないので、茶葉そのものを楽しめるのがメリットで、紅茶を淹れるのにも適しています。

耐熱ガラス

見た目がオシャレなガラス製の急須は、ハーブティーや紅茶で使われることが多いです。しかし日本茶を淹れるのにも適しているので、見た目でもお茶を楽しみたい方におすすめです。耐熱性なので熱いお湯を入れても問題なく使え、磁器同様お茶の香りや味を邪魔しません。茶葉が開く様子を見られるので、抽出している間も楽しめます。電子レンジ対応の物であれば利便性が良く、使いやすいのが特徴です。

鉄製

重厚なデザインと高級感からファンの多い鉄製の急須は、南部鉄器が一番有名です。急須といえば鉄製！という方も多く、初心者の方からプロの方まで愛用できます。鉄製のメリットは「お茶が冷めにくい」ことと、炭素が含まれているためサビにくい点です。そのため何年も使い続けることができます。重量があり重いのがデメリットなので、子どもや力の弱い女性は扱いに注意が必要です。

使いやすさ

お茶は日本人に馴染みがあり、人によっては毎日楽しむ方もいるでしょう。そのため、使いやすさやお手入れのしやすさなどは購入時の需要なポイントです。持ちやすさや洗いやすさ、茶こしが取り出せるかなど、人によって気になるポイントは異なります。そのため、初めてであれば手入れのしやすい磁器やガラスが扱いやすいでしょう。

お茶を美味しく飲むための選び方2選

ここではお茶を美味しく飲める急須の選び方を紹介します。

茶葉が重なり合いにくいか

平型といわれる横に広がった形の急須は、茶葉が重ならず成分が均等に抽出されるのがポイントです。より美味しくお茶を楽しみたい方は、平型の急須がおすすめです。

すり合わせはきちんとできているか

意外と盲点なのが、蓋と急須本体に隙間があるかどうかです。隙間のない急須がベストで、お茶本来の味や香りを楽しむためには、ピッタリと蓋と急須本体が密着してるか確認して下さい。そうすることで、最後まで美味しいお茶を味わえます。そのため購入時には、蓋と急須のすり合わせがきちんとできているかを確認しましょう。

急須にこだわってワンランク上のお茶を味わう

馴染みのある急須だからこそ、他とは違うワンランク上のデザインを選ぶことでお茶の違いを楽しめます。初めは慣れもあるので、使いやすい急須を選び、慣れてきたら自分好みの急須でお茶へのこだわりを追求してみて下さいね。