茶こぼしってなに?使い方とお茶との関係を知ろう
茶こぼしって聞いたことないけれど、どう使うの?
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茶こぼしというアイテムがあるのはご存じでしょうか?お茶をたしなむ方であれば聞いたことがあるかもしれませんし、人によってはおばあちゃんが使っていた可能性もあります。普段あまり見かけることのない茶こぼしですが、実は持っているととても便利なアイテムです。この記事では「茶こぼしとは?」「使い方は?」といった点を解説します。
目次
茶こぼしはお茶の席で必ず必要なアイテム
茶こぼしが使われるのはお茶の席です。そのため茶器のひとつとして用意されることが多く、セットで売られていることもあります。しかしながら日頃よく使う急須や湯のみに比べると、マイナーなアイテムと捉えている方は多いでしょう。ですが茶こぼしを使用するか否かで、来客からの評価は大きく変わります。そのため、特に大事な来客や冠婚葬祭のときにお茶を振る舞う際は、茶こぼしを用意するのがマナーと言えます。
建水とも呼ぶ
茶こぼしと呼ばれることが多いのですが、建水とも言います。これはあまり聞き馴染みがないかもしれません。その他に湯こぼしとも呼ばれることがあるので、知っておくと良いでしょう。
茶こぼしの使い方
茶こぼしの使い方は「お湯」や「飲み残し」「茶葉」を捨てることです。ここではそれぞれの使い方について解説します。
お湯を捨てる
温かいお茶を淹れる前に、湯のみや急須を温める方は多いでしょう。その時に使ったお湯を捨てるのに向いているのが茶こぼしです。湯冷ましという工程がお茶を作る際にありますが、ときに不要なこともあります。そんなときは湯のみに移したお湯を茶こぼしに捨てましょう。茶こぼしは「穴の開いた蓋」と「入れ物」で出来ており、お湯を捨てるときは蓋をはずさず、穴から入れ物に注ぎ込むのがコツです。
お茶や茶殻を捨てる
急須や湯のみに残ってしまったお茶を捨てることもできます。残ってしまったお茶は苦みがありますし、急須の茶葉も取り換えた方が次のお茶も美味しく飲めます。そのため、不要なお茶や茶殻は茶こぼしに捨てましょう。捨て方は、お茶であればお湯と同じように穴から注ぎ入れる形で捨て、茶殻は茶こぼしの蓋を開けて直接入れてください。
茶こぼしを使うメリット
「茶こぼしの使い方は分かったけれど、使うメリットが分からない!」という方もいるでしょう。ここでは茶こぼしを使うことで得られるメリットについて解説します。
もてなしの気持ちを表せる
お茶を振る舞うときはお客さんがいることが多いです。そのお客さんの前で美味しいお茶を振る舞えたとしても、何度もお湯や茶殻を捨てに席を立ってしまうと印象が良くありません。また、席を立つことでお茶の席の雰囲気が壊れ、水を差す原因にもなります。できるだけお客さんと同じ時間を共有して、もてなしの気持ちを表すためにも、茶こぼしは必要と言えるでしょう。
見栄えが良くなる
茶こぼしを持っていなくて他のアイテムで代用する手もあるでしょう。しかしながら見栄えを良くするという点では、代用品はおすすめ出来ません。お茶のセットはできるだけ統一させた方が品が良く、また他のアイテムで茶こぼしと同じ使い方をすると、ケガや破損の原因にもなります。見栄えや予期せぬアクシデントを防ぐためにも、茶こぼしを使うことをおすすめします。
茶こぼしの種類はたくさんある
実は茶こぼしにはたくさんのデザインがあります。お気に入りのデザインを見つけるのも良いですし、既に持っている茶器と合うデザインを探すのもおすすめです。ここでは茶こぼしの種類について解説します。
素材
おしゃれなガラス製や味のある陶器など、さまざまな素材があります。初心者であれば扱いやすい木製を選ぶのも良いでしょう。長い時間をかけて愛着を持ちたい方には銅製がおすすめ。使うほどに味や深みが出るので長く楽しめます。
サイズ
来客など、もてなす人数によって変わるのがサイズです。ちなみにサイズは大中小とあります。2人までの少人数であれば小サイズを、5人ほどであれば中サイズ、大人数や長い時間お茶の席が続きそうであれば大サイズを選ぶのがおすすめです。
デザイン
四季を大切にする日本人の心が反映された多彩なデザインも魅力のひとつです。四季折々の花や風物詩がデザインされた茶こぼしを使って季節を楽しむのも一興でしょう。シンプルなデザインが好きな方はモノトーンを選ぶのもおすすめです。また、他の茶器と組み合わせて味わいを深めるのも良いですよ。
茶こぼしを使ってお茶の席を華やかに
茶こぼしを使うだけで一気にお茶の席が華やかかつ神聖なものになります。非日常を楽しむためにも、茶こぼしを使って丁寧なお茶を作るのもおすすめですよ。
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