お茶を淹れるときに使う湯冷ましって?使い方を解説します
湯冷ましっての使い方って?
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お茶をたしなむ人であれば聞き馴染みのある「湯冷まし」ですが、普段お茶を淹れない人だと「何をするための物か分からない」のが本音でしょう。実際お茶を楽しんでいる方の中でも、湯冷ましを使わない方もいます。しかしながら、湯冷ましを使うことでより美味しくお茶を楽しめるのは確かです。この記事では湯冷ましの特徴と使い方について解説します。
目次
湯冷ましとは?
湯冷ましとは名前のごとく「お湯を冷ます」アイテムのことです。お茶の席で用いられることが多く、急須や湯のみなどとセットで用意されます。お客さんを呼んだときや、かしこまった場では登場することが多いのですが、友人同士や家族内だと湯飲みで代用することも多いです。お湯を入れるだけなので汚れにくく、茶器とセットで揃えると見た目が華やかになり、お茶を淹れるのが楽しくなるメリットがあります。
湯冷ましはなぜ必要?
湯冷ましの重要性は「お茶を美味しく飲むため」に尽きます。やかんなどで沸かしたお湯は熱く、すぐに飲むことは難しいでしょう。湯冷ましを使うことで火傷をしない適温まで下げ、それと同時にお茶に合った温度に変えられます。これにより最後までお茶を美味しく飲むことができるのです。
湯冷ましの使い方
ここでは湯冷ましの使い方について解説します。
やかんなどで湯を沸かす
まずはお湯を沸かしましょう。沸かし方はやかんや電気ポットでも良いですし、電子レンジで簡易的に沸かすのもアリです。必要な量や沸かすまでの時間に応じてお湯を用意しましょう。ちなみにやかんで沸かした場合は100度まで温度が上がりますが、電気ポットでは96度までしか上がりません。そのため、淹れる予定のお茶や気温に応じて工夫するのがおすすめです。
湯冷ましにやかんの湯を移す
沸騰したお湯はこぼさないように湯冷ましに注ぎましょう。沸かしたばかりのお湯はかなり熱いので火傷に注意してください。外気温によって変わりますが、湯冷ましに移した時点でお湯の温度は10度ほど下がります。
湯冷ましの湯を湯のみに移す
湯冷ましに移したお湯を、今度は湯のみに移し替えます。これをすることでお湯の温度がまた10度ほど下がります。湯のみにお湯を入れることで容器を温めることができ、お茶が冷めにくくなるメリットも。しかしながら、新茶などの種類によってはお湯を冷まし過ぎてしまうので、この工程は必要ありません。
最後に急須に移す
ここでやっと急須にお湯を注ぎます。これで更にお湯の温度は10度ほど下がり、美味しく飲める温度になります。茶葉はお湯を入れる前に急須の中に入れておきましょう。湯のみに入れたお湯を全て急須に入れて茶葉を蒸らします。これで美味しいお茶の完成です。
湯の沸かし方でお茶のうま味が変わる
小さなことですが、お湯の沸かし方でお茶のうま味が変わることも知っておきましょう。電気ポットでは金属臭や味を感じることがあったり、電子レンジで温めたお湯だとコクを感じにくくなったりするデメリットがあります。また、茶葉によっては沸かし過ぎない方が美味しく飲めることもあり、沸かし方や温度はとても重要と言えます。少しでもお茶の良さ、うま味を引き出したいのであれば、温度に気をつけながらやかんで沸かすのがベターでしょう。
美味しいお茶の淹れ方を知っておこう
湯冷ましを使うメリットは美味しいお茶を楽しむためです。「お湯なんて放っておけば冷めるのでは?」と思う方もいるでしょうが、早く適温でお茶を飲むためには欠かせないアイテムと言えるでしょう。これからお茶を楽しもうと考えている方も、現在楽しんでいる方もぜひ湯冷ましを効果的に使って美味しいお茶を飲んでくださいね。
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