お茶が腐るって考えたことないかも

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自宅で作ったりお店で買ったりして気軽に飲めるお茶は、私たち日本人にとって欠かせない飲み物です。マイボトルやペットボトルに入ったお茶を外出先で楽しんでいる方も多いでしょう。ですがその身近なお茶が「腐ることがある」と考える方は案外少ないものです。この記事ではお茶が腐る原因と腐ったときの特徴、日持ちする日数などを紹介します。

お茶が腐るとどうなるの？

ここではお茶が腐ったときに見られる状態を紹介します。

見た目

目に見える状態としては「白っぽい浮遊物」「とろみやぬめりがある」が挙げられます。これらは確認しやすいので、お茶を作ったもしくは買ってから日にちが立っている場合は一度確認してから飲むのをおすすめします。腐敗が進むとカビが生えることもあります。

臭い

見た目に変化がなくても臭いで気づく場合もあります。飲む前や途中で「酸っぱそうな臭い」「異様な臭い」がするときは腐っている可能性大です。ちなみに臭いでもカビ臭がすることもあります。

味

見た目、臭いに異常がなくても口に入れた瞬間に違和感を覚えれば腐っている可能性があります。特に「酸味」「舌がしびれる味」がするときは飲むのをやめましょう。ちなみに腐ってしまったお茶を飲んでしまった場合はすぐに吐き出して口をゆすいだり水を飲んだりして対処してください。気分が悪くなれば病院に行きましょう。

腐る原因3選

ここではお茶が腐る原因を紹介します。お気に入りのお茶を長持ちさせるためにもこれらは避けましょう。

お茶の作り方

自宅でお茶を作る方は作り方に注意しましょう。茶葉のほとんどは無添加であることが多く、体に優しい反面雑菌が沸きやすい特徴があります。煮出しやお湯出しでお茶を作っている場合でも雑菌は繁殖し、水出しだと更に繁殖しやすいです。そのため、お茶を作るときはできるだけ沸かして作り、保存する場合はすぐに冷やし冷蔵庫に入れることが大切です。ちなみに冷蔵庫に入れている間も雑菌は繁殖を続けているので、早めに飲み切りましょう。

口をつけたペットボトルのお茶

お店で買うペットボトルのお茶は種類が豊富ですぐに飲めるのがメリットですよね。大きさも小さなものから600ml～2Lといった大容量まであり、多くの方が購入されていることでしょう。これらペットボトルのお茶は衛生面がしっかりされているので安心して飲めます。ですが一度開封したもの、特に直に口をつけて飲んだお茶は腐りやすいので注意が必要です。口をつけたところから雑菌が繁殖し一気に腐ることもあるので気をつけてくださいね。

20℃以上の場所に放置

自宅で作る場合も購入した場合にも言えるのが「気温の高い場所での長時間放置」は危険だということです。もちろん保冷効果が優れたマイボトルに入れている場合は例外ですが、基本的に高温の場所では長時間置かないようにしましょう。雑菌は気温が高くなると活発になるので、急速に腐る可能性が高いです。

腐りにくいお茶は？

お茶の種類によっては腐りにくいものもあります。緑茶やウーロン茶はカテキンが含まれているので腐りにくいと言えます。麦茶やコーン茶はデンプンが含まれているため雑菌が繁殖しやすく腐りやすいので注意が必要です。しかしながら、上記に挙げた腐る原因が加われば長持ちはしなくなるので気をつけましょう。

お茶の日持ち期間

お茶の日持ち期間は「自分で作ったか」「開封前後か」「口をつけたか」で大きく変わります。自分で作った場合、煮出したお茶は冷蔵庫で3～5日ほど、水出しであれば1～2日持ちます。ペットボトルのお茶は開封前であれば賞味期限を確認しましょう。開封後であれば、口をつけていなければ冷蔵庫保存で2～3日、口をつけていれば当日中に飲み切りましょう。

病気にならないようお茶の臭いや味には気をつけて

自宅で作ったり買ってから数日経ったりしたお茶には注意が必要です。日にちが経過したお茶を飲むときは、記事の中に挙げた状態になっていないか確認してから飲みましょう。万が一間違って飲んでしまった場合は、応急処置をしてお腹が痛くなったり気分が悪くなったりしていないか気にかけてください。そして腐ったはお茶は捨ててくださいね。